発売からずいぶん経ち、PSにも移植されました。（始めはSS専用と言っていたのに。これが「大人の世界」って奴ですかな）やっぱりマジンカイザーですね。「ラジオ・スーパーロボット魂」で「マジンカイザー傳」というドラマがオンエアされ、CDにもなりましたが、主人公が鈴木真仁なので、台無しです。別に鈴木真仁が嫌いという訳ではありません。ただ、やはり兜甲児がパイロットでないと燃えません。（グレートマジンガーは除く）
後はイデオン。普通にプレイしている限りは使いにくいことこの上ありませんが、改造でイデオンゲージを一定にしておくと、最強キャラに化けます。特にイデオンガン。これだけでも強力ですが、ギジェの「魂｣を併用すると、大体の敵は一撃で落ちます。この攻撃を食らって一撃で倒せなかったのは真のポセイダルなどの大ボスだけです。（それでも2000も残らなかった）確かに、これではゲームバランスも何もありませんが、原作に忠実に行くとこれでも十分なのでは？(^^;
ちなみに、「Ｆ」では発売後まもなく、メモリのデータが突然消滅するなどの明らかなバグが見つかっていますが、回収などは行われずじまいでした…。
オススメ度：☆☆☆☆☆
WSキラーソフトの一つ。GBの「第2次スーパーロボット大戦G」（以下「SRW2G」）は「第3次」のゲームシステムを使っていたので、かなり見劣りのする内容でしたが、今作は「第4次F」以降のシステムを使用しているので、ずいぶん改善されました。
SRW2Gで気になった点の一つに、敵のターン時の戦闘BGMが固定になっている事がありますが、今作では敵ターン時においても、プレイヤー側のキャラに合わせたBGMになります。SRWに限らず、キャラゲーでは雰囲気作りが大事なので、大きなポイントです。他にもSRW2Gでは背景が映らない、レスポンスが悪いなどの問題点があったものの、これも改善されています。これらは、WSのスペックの高さによるものが大きく、本作に対する評価とは言い難いので、ゲームの内容自体について見てみます。
キャラゲーの宿命とも言えますが、特にSRWでは強引なシナリオが目立ちます。今作も例に漏れず、かなり無茶な理由付けがされてます(^^; もっとも、SRWのストーリーに期待している人はあまりいないでしょう（ぉ
今作で新システムが3つ採用になっています。まず、「パーソナルデータシステム」。WS本体には所有者の名前や血液型を入力できますが、これによりキャラクターの持つ精神コマンドが変化すると言うものです。
次に、「スキルコーディネイトシステム」。規定ターン内でステージをクリアすると、その時出撃しているキャラに「クリティカル+10」や「精神力+10」、「底力」等の特殊能力を加えることが出来ます。ちなみに、COMPACT2では「+10」が「+20」に引き上げられています。実際のところ、+10くらいではその恩恵を実感しにくいという問題があったので、それに対処したものと思われます。
最後に、フリーシナリオシステム。SRWでは各ステージをクリアすると、次のステージは決まっていますが、今作では複数の選択肢の中から好きなものを選んで進められます。もっとも、どのステージに、何番目に行くかによって得られるアイテムなどにも変化が起こるので、完全に把握するためには攻略本が欠かせません(^^; ただ、基本的な考えとしては楽な道を選ぶと得られるものは少なく、辛い道を選ぶと大きなものが得られるようにはなっています。
さすがにWSなので、しゃべりはしませんが、基本的にはSRWFに習っているので、買って後悔はしないと思います。ちなみに私はCOMPACT2を買うまでの間に9回プレイしました（笑）
オススメ度：☆☆☆☆☆
このページを読んでいる人なら大体想像はつくでしょう。やはり、キャラ絵の問題ですね。あれだけあの絵で盛り上げておいて出てきたのはあれ…。金返せ！
どうせなら、イラストレータが同じ（甲斐智久＝水谷とおる）なんだから、F&Cの「同窓会」でもやった方がいいや、と思っていたら、「フレンズ」と改題して移植するんですね。まあ、ここには何も求めないし、期待もしません。さようなら。
オススメ度：☆