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魔法騎士レイアース

タイトル

CLAMP初のTVアニメ化作品(多分)です。主人公・光の声を椎名へきるが担当しており、「レイアース特番」でも顔出しをしていました。最近はあまり声優をやっているのを見ませんが…。

内容はというと、当時は結構楽しんで見ていたのですが、だんだん飽きてきてしまい、最後のほうは惰性で見ていました。キャラは魅力的なんですよ。光の他に、海、風が主人公として設定され、他にもアスカ、プリメーラなど女性キャラはかなり多かったです。(挙げるときりがないのでこのくらいでご勘弁)ここで特筆すべきは「囚われのお姫様」(本当は違うのですが)エメロード姫の声を緒方恵美(司令…爆)が当てていたことでしょう。私が始めて緒方恵美の声を聞いたのは「セーラームーンS」だったので、そのギャップの大きさにかなり戸惑いました。(^^;

また、非常に有名なことですが、サブキャラの名前はほとんど車の名前で統一されています。分からない方は周囲の車好きな方に聞いてみてください。
あともう一つ、主題歌の歌詞をよく見てみると、OP、EDともに「光、海、風」という言葉が入っています。うーん、細かい。
オススメ度:☆☆☆


魔法のエンジェル スイートミント

タイトル

葦プロ魔法少女第2弾作品です。この作品は登場人物は比較的少なめですが、その分、分かりやすい作品だと思います。スタジオぴえろ系などと比べるとややインパクトに欠けるせいか、マイナーアニメに甘んじていますが、私はこの作品が大好きです。モモなどと比べて、ヒロイン自身の魔法で、というよりも魔法はきっかけに過ぎないというような作劇が多いです。

キャラクタ的にはもう…ミントは可愛いし、脇を固めるナッツもいいです。「こんなにいい娘がいるのか」と思うくらいです。アニメ・ゲームでもこれだけいい娘はなかなかいません。ナッツがらみでオススメなのは、#37『雪の使いが落ちてきた』、#39『シンデレラはナッツ?!』、#46『希望をくれたほうき星』の3つです。特に#39はナッツのドレス姿があってナイス。(主観入りまくり)

また、後半になると作画も良くなります。後期OP(歌は同じ)の作画はかなりいいです。逆に言うと、前半には「誰だこれ!?」と言ってしまいたくなるようなヤバい作画の回もありましたが。(#3『すてきな街は何の色?』)は私の中ではワースト1です(;_;)
オススメ度:☆☆☆☆☆


魔法のステージ ファンシーララ

タイトル

スタジオぴえろの魔法少女シリーズ第5作目です。この作品はかなりお気に入りです。ずいぶんと久しぶりに主題歌のシングルを買いました。

「5作目」と書きましたが、それまではセイカノートのキャラクターとして供給され、OVAにもなった「魔法のデザイナー ファッションララ」があったそうですので、これは4.5作目と呼ぶべきでしょうか?あと、設定は同じくセイカノートで展開された「魔法のステージ アイドルココ」に酷似しているそうです。しかもキャラデザは高田明美…

全体的にはドタバタが多かったと思いますが、#8「チビ猫リルと魔法のひみつ」は前半部の中ではちょっと悲しいお話でした。詳しい内容については私は話を要約するのは得意ではないので、ビデオでも見ていただきたいのですが、ポイントとしては、ラストのリル(魔法で出した子猫)は魔法の有効時間切れで消えてしまったのに、みほはそのことを知らずにリルと遊ぼうと明るい声でただいまを言いながら部屋のドアを開ける…というところで白フェードがかかって、そのままエンディングになってしまいます。このあえて描かないところがかえって残酷です。(;_;)

ラストの方は、なんだかはぐらかされてしまったような気もしますが、いい作品だったと思います。ちなみに、この作品はテレビ東京では日曜日の9:30から放映されていましたが、後番組は「ガサラキ」です。分かってはいましたが、放映終了後のララのスチルの直後に「ガサラキ」の予告が来たときはさすがにその2つのギャップに戸惑いました(汗)
オススメ度:☆☆☆☆


魔法のプリンセス ミンキーモモ

タイトル

葦プロ初の、そして初めて東映動画(現・東映アニメーション)以外で製作された魔女っ子アニメです。俗に言う「空モモ」ですね。

なんと言ってもこの作品はモモの可愛さに尽きます。見てもらえれば分かります。(萌)知っていると思いますが、第46話「夢のフェナリナーサ」でモモはトラックに轢かれて死んでしまいます。(このトラックの積荷はおもちゃでしたが、これは「モモはスポンサーによって殺されたのだ」という当てつけのようです)

…本当はここで打ち切りのはずでした。なぜかと言うと、ちょうどこの時期がバンダイグループの再編成の時期に当たり、当時スポンサーだったポピーが無くなるため、そこそこ程度の売り上げだったモモは整理対象となったのですが、再編成後に「使える」という判断が下されて続行が決まったため、モモは人間として生まれ変わり、その夢の中で人から夢や希望を奪い、心を石にしてしまう「黒い霧」と戦います。(「黒い霧」は何なのでしょうか?少なくとも、現実世界にも確実に存在するようです)
また、モモが人間になった後に出てくるカジラは「モモの死を悲しんで人々が流した涙」から生まれてきたそうです。

こう書くと重い作品のようですが、基本的にはコメディなので、未見の人は是非観て欲しいと思います。
オススメ度:☆☆☆☆☆


ママは小学4年生

タイトル

「嵐の夜に突然現れた赤ちゃんは15年後の未来からタイムスリップしてきた自分の赤ちゃんだった」という設定で始まる、子育てホームドラマ+SF、というと、「なんじゃそりゃ」と思うでしょうが、SF色はサンライズ作品の中では薄めで、ホームドラマとして通用します。実際、ドラマ作りに力が入れられていて、素直に見られます。中にはかなり真面目な回もあり、1992年の作品ながら、今でも十分納得出来る内容になっています。最終話は思わず涙が出るくらい感動しました。

この作品の主役にはこおろぎさとみが起用されています。さとみさん自身、「最初で最後の主役(笑)」と言っていたと思います。内容がいいのはもちろん、さとみさんの力によるところも大きいでしょう。少なくとも私にはそうです(笑)基本的にキャストも実力のある人が多いのでなおさらです。なつみちゃん萌え〜(謎)

それはともかく(^^; 、機会があったら是非見てみて下さい。おすすめです。しかし、オープニング・ストーリーボードが富野由悠季って…。
オススメ度:☆☆☆☆


無敵鋼人ダイターン3

タイトル

「無敵超人ザンボット3」の後番組で、今度は明るい作品です。まず、主人公の名前が破嵐万丈。(笑)
もちろん、第一話からかましてくれます。美人コンテストの会場に突如現れ、タキシード姿で銃撃戦…。「お前は007か!」と突っ込みを入れたくなります。まあ、それを狙ったのでしょう。他にも、第22話「スターの中のスター」はもう全編が映画のパロディ。ラストの「ダイターン!カムバーック!」には危うくひっくり返りそうになりました。群衆の中に寅さんとかいるし…。ちゃんと決めるべき所は決めますが、やっぱり基本的には面白い話が多く、最終話のラストシーンは主題歌をBGMに、雨の中に消えて行く万丈邸、そして去って行くギャリソン時田。かっこいい、かっこいいよ!てな感じでお勧めの作品です。

ちなみに富野喜幸による「破嵐万丈」と名前の付いた小説が4冊ありますが、これはアニメとは関係ありません。まず、ダイターンが出ない。でも、この小説ではダイターンは必要ありません。万丈が強い強い。文体・内容も富野節炸裂で、相当なインパクトがあります。ソノラマ文庫ですが、絶版なので入手はやや困難です。富野フリークにはオススメ。
オススメ度:☆☆☆☆☆


無敵超人ザンボット3

タイトル

日本サンライズ(現・サンライズ)の初の自社製作作品で、冨野喜幸監督作品です。最近、LD-BOX・ビデオ化され、多くの人が見られるようになりました。私もその一人ですが、「こんな昔から凄いものやってたな」というのが端的な感想です。

「地球外からの敵と巨大ロボットで戦う」という、普通のスーパーロボットものに見えますが、この作品の違う所は、主人公たちが人々を守って戦っているのに、人々は主人公たちの存在が敵を招いていると考え、主人公たちを排撃するといったように、「戦闘によって家や物を破壊され、傷ついた名もなき人々の怒りや悲しみ」といったものを描かれていることです。また、深く知りたい人には太田出版の「20年目のザンボット3」という本をお薦めします。
オススメ度:☆☆☆☆☆


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