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破邪大星ダンガイオー

タイトル

「魔法騎士レイアース」の監督を務めた、平野俊弘(現:俊貴)監督のOVA作品で、最近バンダイビジュアルから復刻されました。要は合体巨大ロボットアニメなのですが、「カッコ良ければ何でもアリ」という思想で作ったそうで(いいことです)、確かにロボットアニメのエッセンスが詰め込まれています。戦闘シーンだけでなく、ドラマ部も盛りだくさんですが、約1時間30分(公称では2時間だが、各話始めの説明が長いので、実質はこのくらい)という事を考えると詰め込み過ぎのような気もします。しかも終わり方がいかにも続きがありそうだし。一応、「第一部完」となっていますが、第二部ってあったんでしょうか?もう10年以上経っているそうですが…。

あとはキャラの話でも。主役級は4人ですが、メインパイロットのロール以外の3人(ミア、ランバ、パイ)は全員女性。まあ、私が言うのも何ですが(^^; 、マニア受けしそうなラインナップです。私の好みはミアです。お嬢様萌え(死)
オススメ度:☆☆☆☆


光と水のダフネ

久々の「当たり」。やたら露出度の高い衣装には賛否あると思いますが、それに惑わされずに最後まで見たほうが良いと思いました。

全24話(『マイアの一番長い日』〜『光と水のダフネ』)のうち、前半はコメディ色が強く、後半はシリアスにまとめて行きます。ポジティブで健気で不幸な美少女、水樹マイアの自分探しの物語。

交通事故で両親と記憶を失くしたものの、その後の頑張りで海洋庁(まあエリート官僚への道、ってところでしょうか)を目指すが、何故か失敗。

両親亡き後の育ての親である祖父も失くし、家を追い出されて、「信頼と安心のオールラウンドサービス」ネレイスに勤めることになった…というのが序盤。

とにかくこの前半はコメディに徹していて、単純に楽しむことが出来ます。ネレイスの他メンバーもよくキャラが立っていて、かなり面白いです。

後半に入ると、それまでちまちまと張られていた伏線が処理されていきます。もっとも割とゆっくりなので、最終話の追い込みがすごいですが(笑)正直、最終話は涙腺緩みました。

しかしこの作品って放映時、リアルタイムでの評価、特に序盤は散々(笑)。売り方がいまいちだったんでしょうね。

ちなみに当時のキャッチフレーズは「海洋美少女水着アドベンチャー解禁」「炸裂する水着アクション!」
実に表面的で作品の本質に触れていない、売らんが為のキャッチコピーですな ヽ(´ー`)ノ

これがCMでガンガン流されたわけですよ。これだけ見た人は「そんなエサで俺様が釣られるとでも(AA略)」と思ってかえって見ないんじゃないかなぁ。実にもったいない。

それはさておき、この作品のサブタイトルは最終話以外全て映画等のタイトルのパロディになってます。

#01・#02:マイアのいちばん長い日(前後編)(→日本のいちばん長い日)
#03:ネレイスほど素敵な商売はない?(→ショウほど素敵な商売はない?)
#04:チャカチャカバンバン(→チキ・チキ・バン・バン)
#05:帰ってきた暴れん坊(→帰ってきた渡り鳥)
#06:夜の大捜査戦(→夜の大捜査戦)
#07:オール・ザット・パパ(→オール・ザット・ジャズ)
#08:スピードに体を張れ!(→現金に体を張れ!)
#09:オレだけに明日はない(→俺たちに明日はない)
#10:シベリア超特休(→シベリア超特急)
#11:かくも長き滞在(→かくも長き不在)
#12:世界が浮上した日(→世界が崩壊した日)
#13:怒りを上げて(→錨をあげて)
#14:老人とUMA(→老人と海)
#14.5(番宣特番):THE LIGHT STAFF(→THE RIGHT STUFF)
#15:大波動(ダイハドー)(→ダイ・ハード)
#16:大波動(ダイハドー)2(→ダイ・ハード2)
#17:赤ちゃんに完敗!(→赤ちゃんに乾杯!)
#18:静香なる葛藤(→静かなる決闘)
#19:潜水艇よもぎ一号浮上せず(→原潜919浮上せず)
#20:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・シベリア(→ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)
#21:何がマイアに起ったか?(→何がジェーンに起こったか?)
#22:アイと追憶の日々(→愛と追憶の日々)
#23:エスケープ・フロム・カムチャッカ(→エスケープ・フロム・LA)
#24:光と水のダフネ
オススメ度:☆☆☆☆


プリンセスナイン

タイトル

懺悔します。私は第1話を見た時点で「訳がわからない作品」として見るのをやめてしまいました。しかし、第25・26話を見て考えを改めました。大変面白かったです。特に最終話の「愛の告白」にはぶっ飛びました。まるで「Gガンダム」の最終話のようで。ビデオで見なおそうと思います。
オススメ度:☆☆☆☆


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